ビバ 家庭科 その1

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ビバ 家庭科 その1


朝から鬼のようにミシンを踏んでいたので、
目がチカチカしてきました。

お昼休憩です。  ちょっと昔の思い出話を。。。

中学時代、家庭科で「自分のパジャマ」を作るという授業がありました。
布を買うのに仲の良い友達同士で街の「ダルマや」とか「江戸っ子」とかに
行きませんでした?

私はみんなが、教科書に載っていた普通の綿の生地を買うのがどうも、納得いかず、
みんなの反対を押し切ってかわいい猫の絵のついたネル生地を買いました。

そして授業の時、襟をつける、スナップをつけるなどのプロセスをことごとく、
拒否し、ついに先生に呼び出されました。
「教しえた通りにやらないと・・・」と先生。 
「だって、自分で着るんでしょ?私、あんなの着たくない。
私が着るなら私が着たいパジャマを作らせてください。」

先生は「ん~、そうだよね、だけどプロセスに点数をつけなきゃいけないの。
その部分の点数が0になっちゃってもOKならいいよ」と言ってくれました。
成績なんてどうでもいい、と思っていたので我が道を続行。


出来上がりは教科書と全然違うものになったけど、私は大満足でした。
まだ、実家のどこかに残ってるかもしれないけど、ドルマンスリーブ(ムササビのような)
で袖口はゴムで絞って、ズボンの裾も紐でシャーリングできるような形だった気がします。
わからない工程は先生に教えてもらいました。

その後、その先生泣かせのパジャマは
家庭科室の前のガラスケースに(きちんとプロセスを踏んだパジャマの横に)
しばらく飾られ、
返却されるとき、先生がこういいました。
「点数、つけてあげられなくてごめんね。 だけど、私も他の子のパジャマより
このパジャマ、一番着たいって思ったよ。」

とても良い先生に恵まれました。



そうして、私は家庭科が好きに・・・・なるわけない。
ミシン、製図、ルレット、大嫌い!! な私はまだまだ続くのです。




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